FROZEN BUG'73

趣味がいっぱい、お金はあんまり…車、バイク、ギター、オーディオ、カメラ、DIY大好き男の雑記ブログ

旧車にLEDヘッドライトで明るい未来を

古い車はライトが暗い。

理由はいろいろ…バッテリーからヘッドライトまでの配線が劣化しているとか(リレーかましてバッテリーから直接ヘッドライトに配線すれば治る)

時代遅れのハロゲンバルブだとか、それどころか太古の遺物シールドビームだとか(めっちゃ暗い)。

 

我がビートルも案の定、行灯か?というレベルの暗いライトだったので、思いきってLEDに交換。

Amazonでプライムセール4200円くらいだったので、納車前に買っちゃったんですけど。

 LEDヘッドライトによくある疑問が「光軸出るのか?車検に通るのか?」ですが、これはハロゲンバルブの発光点を再現したLEDチップ配列になっていれば高確率でいけるはず。

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きちんとハイ・ロー分かれたフィラメント位置を再現して、遮光板もついてますね。

対して、こういうやつは前から見れば眩しいでしょうけど、路面を照らさず車検も通らず…なのが想像に難くないわけです。

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さあ取り付け、ここで問題なのは旧車だと特に、「イマドキのH4バルブが装着できるヘッドライトユニットか」です。シールドビームの場合はヘッドライトユニット丸ごと交換しないといけないので…

私の車は小糸のハロゲンヘッドライトがついていたのでそのままOK。

まずはヘッドライトをバラして…

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ビートルはヘッドライトリム下部のビス1本外して、リムを斜め上に引き上げるとカポッと外れて中身が出てきます。

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ヘッドライト本体がビス3本で止まってるので、これも外します。(画像でいうと上の2本のネジの右側がそれ、あと右下・左下に一本ずつ)

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バルブにつながるコネクタを外すとこの通り。固定用のツメを外してバルブを抜きます。

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で、LEDバルブを装着。バルブを入れる→黒いヒートシンクを回して外す→固定用のツメを付ける→ヒートシンク戻す の順序がよろしいかと。

ヒートシンクと本体を止めるネジ山にはサーマルグリスがたっぷり塗ってあるので、下手に触ると手が真っ白になりますので要注意。

あとはコードが伸びた先にH4用のコネクタに刺さる端子があるのできちっとハメて、配線をライト本体に挟まれたりしないようにうまく隠して元に戻せば完成。

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これはまだ左側しかLEDになってない状態ですが、カットラインもバッチリ出てます。

ただ、画像のロービームは綺麗に出てますが、ハイビームが変な照らし方しているかも?スポット的配光になっている気が。ちょっと要検証です。

一応、ロービーム時には前から見てグレアが出ていないことも確認しました。

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画像左側がハロゲン、右側がLED。色はもちろん純白です。

明るさはハロゲンに比べれば当然明るいですが、おそらく最近のハイパワーHIDの方が上じゃないかな?

しかし旧車には必要以上の明るさよりも大切なことが!省エネ!

できるだけ電気は食わないようにした方が、エンジンの負担もオルタネータの負担も減らせますので…

片側25Wでハロゲンより明るいヘッドライトが手に入る、というのはかなり魅力的。

車検に通るかどうか…はまた2年後のお話ですが、数千円で手に入って、とりあえず人に迷惑をかけない光なのを確認できれば実験感覚で装着してみてもいいのでは?と思いました。