FROZEN BUG'73

趣味がいっぱい、お金はあんまり…車、バイク、ギター、オーディオ、カメラ、DIY大好き男の雑記ブログ

ETCを安くスマートに取り付けよう

車を買ったらまずやること5本の指に入ること、ETC取り付け(当社調べ)

妻のクロスビーにも当然付けようと思ったんですが…純正のアクセサリーカタログでETC見ると、2万も3万もするのね。高っ。

中古を自分で取り付ければせいぜい1000円+再セットアップ料金だけで済むのに。

 

ということで、クロスビーにETCを自分で取り付けることにします。取り付け手順自体は車種・メーカーを問わず一緒です。

まずはETCを用意します。ヤフオクで500円くらいでボロボロ出品されていますので、適当なものを買います。

 

★場所選び

で、普通に付けてもいいんですが…最近の車には最初からETC取り付けスペースが付いていますね。スズキ車も例外ではない。

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安全装備スイッチ類の下の、切れ込みの入った四角いスペースがそう。純正オプションのETCはここにすっぽり収まるというわけで、このスペースがあるのに活かさずグローブボックス内取り付けというのも、なんだか…と思ってここに設置することに決定。

グローブボックスでいいよ、という人はアンテナ取り付け編まで飛んでください。(笑

この位置に取り付けるには、純正位置取り付け用ブラケットを入手します。

ENDY(エンディー) ETC取付ホルダー スズキ車用 ETH-080S

ENDY(エンディー) ETC取付ホルダー スズキ車用 ETH-080S

 

 用意ができたらいよいよ作業開始です。インパネ右下を手でひっぱります。取れます。

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最近の車はネジ一本も外さなくてもパネルが外せるんですねぇ。すごい。

で、ETC取り付けスペースをカッターで切り落とします。

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★位置決め

入手したブラケットとETC本体を合わせてみます。まだ固定はしない。

それと、本体裏に書かれている車載器管理番号をメモしておきます。最後に必要になるんですが、このあと確認できなくなるので。

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これを外したインパネ裏に差し込んでみます。インパネ側、ブラケットの丸い穴が当たる部分にちょうどネジ穴があるので、そこにブラケットを固定した時にETC本体がインパネとツライチになるように位置を探って、ブラケットとETC本体を両面テープで固定します。ここがなんともアナログな作業。

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そしてネジ止め。

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こうして本体が固定されるわけですが、パネルと本体の間に隙間ができることがあるので、ブラケット付属のスポンジテープである程度埋めます。(実は3枚前の写真の時点でスポンジテープ貼り付け後です)

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これで本体の(物理的な)取り付けはOK!続いてアンテナ取り付けへ。

 

★アンテナ取り付け

ETCによって、アンテナはダッシュボード上に貼り付けるタイプとフロントガラス上部に貼り付けるものに分かれます。最近の主流はフロントガラス上部タイプですね。車によっては熱線反射ガラスなどで電波を通さないため、フロントガラス上部中央の一部分にしか取り付けられないことがあります。前に乗っていたプジョーがそうでした。

なので今回もガラス貼り付けタイプを選んで購入しました。

 

ただしここで問題なのが、フロントガラスの傾斜。メーカーによって多少違いますが、今回買った三菱のETCの場合は「傾斜が55度以上ある場合は、専用ブラケットを別途購入してダッシュボード上に取り付けてね」とのこと。ガラスが立ちすぎていると、アンテナが前方を向いてしまって料金所とうまく通信できないのですね。

iPhoneの「コンパス」に水準器機能が付いているので、測ってみます

 

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53度!セーフ!

ということで、アンテナをこのあたりにあてがって両面テープで貼り付けます。

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アンテナのケーブルは天井に押し込み、運転席側ピラーのあたりまで持ってきます。

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ピラー内張りは、まずウェザーストリップ(ゴム)を引っ張るとこのようになります。この

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この状態で、隙間に手を突っ込んでピラー内張を引っ張ると外れます。ここも引っ張るだけ。

で、天井から垂らしたアンテナ線をこの内側に入るように手繰り寄せて、更にそのままインパネ内部まで貫通しているので足元まで垂らし、ETC本体と接続します。

 

★配線

いよいよ電気配線です。といってもETCはだいたい2本だけ。消費電力も少ないので、オーディオの裏から分岐してサクッと済ませます。

まずはオーディオを取り外します。クロスビーでの手順は前回の記事

microwavable.hateblo.jp

をご覧ください.

 

あ、それと中古ETCの場合、配線に端子がちゃんと付いていないことがあるかも。きちんとプラス側にギボシ端子(オス)、マイナス側にクワ型端子をつけておきましょう。前回紹介したようにエレクトロタップで分岐させるならギボシ端子は不要ですが。

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プラス端子はアクセサリー電源に繋ぐため、分岐させて…と思ったら最近のハーネスは親切。電装品増設用に、アクセサリー線は最初から分岐してあって空き端子がある。

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この黄色いキャップを外して差し込めばそれでOK。

アースは前回同様、ボディの金属と繋がっているネジに共締めします。クロスビーだとグローブボックス裏のネジが多分いちばん楽。

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で、ETC本体と接続して、インパネ類を元に戻して…完成

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じゃないです、ETCのセットアップが必要です。取り付けた車の情報をETC本体に書き込む作業。

これは自分ではできないので、ETC扱ってるカー用品店に行って「再セットアップお願いします」と言って書類書いて待つのみ。以前は3,000円かかった気がするんですけど、現在は2,700円ですね。ここで、さっきメモした車載器管理番号が必要になります。あの時にメモ忘れてると大変でしょう?

そこまで済ませれば完成!ETCカードを入れて高速道路へゴー!もちろん、通信がうまくできることが確認できるまではゲート通過はゆっくり。