FROZEN BUG'73

趣味がいっぱい、お金はあんまり…車、バイク、ギター、オーディオ、カメラ、DIY大好き男の雑記ブログ

カプチーノを買いました

前回の記事を書いてから4年も放置したこのブログ。再び書くか…と思いログインしました。パソコンが勝手にIDとパスワードを覚えていてくれてよかった。

このたび再びブログを書こうと思った最大のきっかけがこちら。

スズキ・カプチーノを買いました。(ここからちょっと思い出話がダラダラと続きます)

このカプチーノという車、私がまだ小学2年生の頃に父親が買った車でもあります。それから私はインターネットでカプチーノのコミュニティと出会い、カスタマイズやチューニングのことを考え(小学生当時なので考えるだけです)、免許を取ったらそのカプチーノを譲ってもらう約束までしていました。将来私が乗ることを前提に、ボディの全塗装もしていました。

ところがそのカプチーノは私が成人する頃でしょうか、フロアのサビが進行し遂に廃車となり、私がそのステアリングを握ることはありませんでした。

カプチーノと出会い「将来はオープンカーにしか乗らない!」とまで言い放っていた私。免許を取ったらジムニーの幌車を買い、MR2Tバールーフに乗り換え、一度プジョー206(屋根が開かないほうの)に乗ったりもしましたが最終的にビートルのコンバーチブルを手に入れ5年。

実はビートルを買った次の年(ブログの更新をしなくなった直後)に、中古車屋に並んでいたスズキ・ツインを衝動買いで増車しています。これは雨用・冬用として今まで乗っていました。

ビートルに乗って、まるで4人乗りゴーカートのような面白さを体感し、もうずっとこれさえあれば…と思っていました。でもそれはそれとして、カプチーノのことだけは忘れられない。昔憧れたスポーツカーも「その馬力をどこで使うの?」って冷静に見られるし、おしゃれな旧車も「ビートルみたいに思い入れがあるわけじゃないし」と正気に戻れる。だけどカプチーノは別格。

で、昨今中古車市場の相場がどんどん上がってる。5年前に100万で買ったビートルはもう中古で300万近いし、国産中古スポーツカーなんかとどまるところを知らない。いわゆる「平成ABCトリオ」も伝説的な扱いを受けたり最近だとアメリカで少し注目されはじめたりとかで、このあと一気に値上がりする可能性も否めない。なにより父親がカプチーノを買った1996年から中古相場をずっと見続けてきたけど、車体は古くなる一方なのに相場は一度も下がったことがない。

そんな折、個人売買情報サイトを眺めていたら平成6年式の車体がそれなりのお値段で。破格というわけでもなかったけれど昨今のプレミア価格な感じでもない。走行距離がネック(19.6万km)でそういう値付けになったんだろうけれど、コンディションとしては屋内放置車両を前オーナーが復活させてから1年しか経っていない車。消耗品や経年劣化しがちなパーツはあらかた交換済み、果てはタービンまでリビルト品に交換済み。これは下手な低走行車を買って「距離は短いけれどその分あまり部品交換とかもされていないので、30年の月日の間にゴム系の部品とかが全部死んでいる…」なんて思いをするよりもずっと賢い選択なのでは?と、即問い合わせ。

 

と、いうわけで買いました平成6年式カプチーノ、リミテッドII(通称・紺リミII)。飛行機と新幹線を乗り継いで本州の前オーナーの元へ赴き、フェリーに乗せて持って北海道へ持って帰ってきました。

約20年前にたくさんあったアフターパーツメーカーの多くが今や存在せず、かつて貴重な情報源だったWebサイトもほとんどが消えてしまいました。これからカプチーノに乗る人、今までもこれからも乗り続ける人のために少しでもカプチーノの整備やカスタム、そしてカプチーノという車そのものの資料を残せたら…と思い、諸々をブログに書き留めていこうと決めました。

 

もちろん、この4年間の間にビートルやクロスビーに施したカスタマイズや便利なグッズを紹介したい思いもあります。そのへんは、作業記録なんかが残っていなかったりするので思い出せる限りの記事に…少しずつしていきます。

ひとまず、再開の一歩です。いま、ガレージがこんな感じ。